チャレンジ国・算



チャレンジ国語・算数では,1~6年生が一つの教室に集まり,教科書の同じ領域の単元を持ち寄り,個で進める学習や学び合いを通して,お互いのがんばりや良さを認め合いながら,基礎学力を定着させつつ自己肯定感や自己有用感を高めることをねらっています。子どもたちの主体的な学びとなるよう取り組んでいきます。

 チャレンジ国語「説明文づくり」(12月1日)

今回の,チャレンジ国語は,「説明文を書こう」というテーマで活動をします。低学年は,先生が書いた説明文をもとに,おもちゃを作る活動。高学年は,3枚の写真をもとに「木登りおさる」というおもちゃを作り,自分のレベルにあった用紙に,1年生でも作れるおもちゃを作るには,どう説明していくかを書く活動を行いました。

 三枚の写真をもとに,おさるをつくります。

 おさるを切り取るか?色をつけるか? 

 できあがった「木登りおさる」をつかって,どう説明していくか考えています。

 これからの活動は,各学年の教室で,説明文の学習を重ね,図鑑を作成します。12月18日に,再びたてわり班で集合し,図鑑の交流をします。


 チャレンジ算数(9月9日)

授業の初めの15分は、『一人学び』をします。自分の学年の学習する内容を一人で学びます。教科書の問題をノートに解いたり,大事なところのポイントをまとめたりと集中して学習をしています。一人学びで分からなかった問題を、その後の『班学び』や『全体学び』で異学年の友達と学び合います。一人でコツコツがんばる子どもたちの姿もすてきです。

 


チャレンジ算数が始まりました。(9月3日)

低学年 「ストローを使って,いろいろな形をつくろう」

 1~3学年の縦割り班に分かれて「図形」の授業を異学年を通して行いました。ストローを多くつなげる1年生の姿やこれまでに学習した「さんかく」,「しかく」を作る2年生の姿も見られました。そしてチャレンジ算数低学年グループで最年長となる3年生は,「何班はここよ」「〇〇君来てないから呼んでくるわ」等,上級生としての意識を持って取り組むことができました。

こどもたちは異学年の学習を通して,「角が5個あるから五角形なのかな。」「辺が関係するんだと思うよ。」等,気付きを多く発見することができました。

 

 

高学年 「図形ウォークラリー」

 4・5・6年は,「垂直・直角を使った問題」「△□の数を数えよう」「合同な図形」「タングラム」などの問題を解き,封筒に隠された答えを見つけ,最後にキーワードを並べていくウォークラリーです。

 6人から7人のグループのため,一つの問題を解くために,頭を寄せ合い,「こうかな?ああかな?」「こうやればできるんじゃない?」声の掛け合いが,どの班にも見受けられました。普段の教室での様子とは,また違った表情をどの子も見せていました。近寄りがたい上級生にも,気軽に話しかける4年生,一生懸命考えを説明して,わかってもらおうとする6年生の姿など,見ることができました。例えば,「45度の角度を見よけよう」という問題では,4年生は,「分度器をつかえばいい」という意見を,6年生が「三角定規は45度に決まってるんよ,三角定規を使えばいい」という意見など,主体的な異年齢の学びの一端をみることができました。

 これから学習計画では,全学年10~14時間扱いで,縦割り班で学習を続けていきます。時にクラスで学習もしながら,チャレンジ算数を行っていきます。

 

 

 

 


縦割り学習がスタートしました。

国語の学習で「音読」をしました。各学年,国語の教科書を持ち寄り,「音読って何?」というところから,練習するときのめあてを考えました。あるグループでは,1年生が「音読って,歌を歌うこと?」と言いました。その発言を聞いた6年生が,「リズムよくってことか!」と1年生の意見も大切にしながら返してくれました。終わったあと子どもたちにどうだったか聞くと,「たのしかった。」「ほかの学年ががんばっててすごいと思った。」とコメントをくれました。たてわり学習で学んだことが,各教室に持ち帰った時に,さらに自分や学級の学びが深まればいいなと思います。

 

感染防止対策

授業後の手洗いうがいの徹底やグループなどで大人数になる活動だけでなく,一人でも追及したいことがあればその活動を尊重するなど,児童にも意識させながら活動をしていきます。