ありがとう,交通指導員平田さん

14年もの長きにわたり、常石小学校の登校の安全を指導してくださった交通指導員の平田さんが、3月いっぱいで勇退されることになりました。
暑い日も、寒い日も毎朝、学校の前に立ち、子どもたちの安全を見守ってくださいました。
子どもたちから「平田さんにお礼をしたい」という声がたくさん上がり、先日ありがとうの会を開きました。

ひよこ組からは「いつも見守ってくださり、ありがとうございます。おかげで安心して学校に来れました。」と手紙を読みました。
登校班の児童だけでなく、車で登校する児童も、平田さんの姿をしっかり見ていました。
ふね組は、感謝の気持ちを劇にして伝えました。
思わず平田さんも笑顔になっておられたように見えました。

 


4年生は「雨の日も風の日も、ぼくの登校班を見てくれてありがとうございました。」と伝えました。
平田さんから、列に並んで登校しているか、何年も声をかけてもらったことを、思い出して手紙に書きました。
5年生は全員で一言ずつ、メッセージのリレーをしました。
感謝の言葉とともに「また、会いたいです。」と伝えました。
6年生は「これからは自分の時間も大切に、お体に気を付けてお過ごしください。」と代表の児童が労いの気持ちを伝えました。

 

 

平田さんは、まだ学校に到着していない登校班があること、今日来ていない児童がいることなど、いつも丁寧に見てくださっていました。
学校周辺は信号がなく、細く狭い道、歩道やガードレールのない道が多くあります。
子どもたちだけでなく、私たち教職員の通勤の安全も守ってくださいました。

平田さんのお子さんも常石小学校を卒業されており、「学校へ恩返しをしたい、地域や先生を助けたい。」という思いで、これまでご尽力いただきました。
子どもたちは最後に平田さんと、道路は左右、前後をよく見て渡ることを約束してお別れしました。

 

2021年03月08日