六年生を送る会

山登り大会のあと,六送会が行われました。
常石小学校最後の卒業生です。

4年生5年生を中心に,6年生には秘密で準備を行ってきました。

低学年で作った花のアーチで6年生を迎えます。
なにも聞かされていなかった6年生。
サプライズに驚いてくれたようです。


 

 

これまで運動会や掃除などで協力し合ってきた縦割り班に分かれ,
さまざまなゲームを楽しみました。

箱の中身はなんだろう?ゲームのグループ。
ブラックボックスが本格的です。

 

 

 

豆つかみのグループ。小さい大豆をはしでつかむのは,けっこうむずかしいです。
制限時間が迫り,焦るとまたつかみにくいようです。
苦戦する低学年もいましたが,そこは高学年がカバーします。
「はやくはやく!」と盛り上がっていました。

 

 

 

ジェスチャーゲームのグループ。
さて,これはなんのジェスチャーでしょう。

 

 

 

伝言ゲームブースは,サークルになって伝言を伝えます。
首をかしげている1年生。それもそのはず。単語ではなく早口言葉だったからです。
最後まで伝わらなかった縦割り班もありました。
そこは5年生の実行委員が機転を利かせて,「半分まで伝わったら,お題を変えましょう」と臨機応変に運営していました。

 


 

カップ起こしのグループ。
単純なようで結構難しい。難しく見えて,意外とどの子でもできるという不思議なゲームでした。
カップが起きるたびに大きな歓声が上がっていました。

 

 

宝探しグループ。
謎解きの答えの先に宝物が隠されています。

 

4年生5年生が,学校のみんなで楽しめるようたくさん考えて準備してくれたことがうかがえました。
今年の6年生のいいところだなあと,思っていることですが,
低学年が楽しんでいるのを優しく見守っているところが素敵です。
「1年生が挑戦してみたら?」など下の学年に譲って,一歩引いて楽しんでいるそんなお兄さんお姉さんのような6年生。
まるで本当の兄弟のように感じることがあります。

常石小学校恒例の6年生のサイン会。
6年生のところへ行き,じゃんけんで勝ったらサインがもらえます。
英語の時間に筆記体でサインの練習をした6年生。
全員のサインを集めた子はいたかな?
よく見ていると,下の学年に勝たせてあげようと目線で
(ぼくはグーを出すからね…。パーを出すんだよ…。)と語りかけてくる6年生の姿が。
低学年の子には,伝わったり伝わらなかったりでしたが,こちらも今年の6年生らしさが見えた瞬間でした

 

 

 

 

プレゼントや寄せ書きをプレゼントしました。
6年生からは,「遠足で一緒にレクをしたり,お弁当を食べたことが心に残っています。」「運動会では競技を一から考え,これまでにない素晴らしい運動会でした。みんなも新しい常石ともに学園になっても,自分や友達を大切に,たくさんの思い出を作ってください。」とあいさつがあり,六送会は終了しました。

 

 

 

 


最後にもうひとつ。
山登り大会で安全について,また,命を大切にすることについて考えました。
六送会で,友達や家族や学校への,感謝の気持ちについて考えました。
11年前の3月11日は,東日本大震災が発生し,多くの命が奪われ,多くの学校で卒業式が開催できませんでした。
犠牲になった人たちへの哀悼の意を込めて,全員で黙とうをしました。

 

2022年03月25日