ふね組レストラン大成功!

 2学期のふね組は「ふね組レストランを開こう!」をテーマに学習を進めてきました。

 

 まず,国語で「レシピを読む」という学習をし,選んだレシピをもとに,大さじ小さじや計量カップについて学び,みんなで試しに料理を作ってみることにしました。簡単ゼリー,クイック蒸しパン,五平餅,スイートポテトカナッペ,揚げないかぼちゃのコロッケの5つのグループに分かれ,一つ一つの手順をしっかり理解して準備を進めてきました。
 料理を作る時には,どのグループも皆で力を合わせて一生懸命頑張っていました。あるグループでは,2人の子が手順3をやっている間に他の3人で手順4をやったり,片付けをしたり,作業を分担する様子も見られました。
 レストランらしく盛り付けも工夫し,いざ試食してみると,「おいしい!」と口々に言っていました。

 

 お客様を呼んでレストランを開きたい思いが強くなったところ,「食べてみたい。」という保護者の方の声もちらほら聞こえて来ました。

 そこで,11月の参観日に,保護者の方向けにレストランを開くことにしました!

 「レストランを開くために料理の値段を決めよう。」という話をしたところ,「1200円!」「3円!」とビックリするような反応が返ってきました。そこで,まず,材料費を計算してみることにしました。例えば,ゼリーチームは5人で5個のゼリーを作ります。カルピス(←みんなで何のゼリーにするか話し合って決めました。)80円とゼラチン40円とカップ30円をたし算すると150円。10円玉を15個書いて考えると,1個のゼリーは10円玉が3つ。つまり30円。30円にしよう!と決定。五平もちは計算すると10円だけれど,消費税も付けて11円ということになりました。(本当のお店なら働いている人の給料分も値段に含まれるということをお家の人に教えてもらった子もいたようです。)そして,招待状を書きました。
 次に,チームの中で,案内,料理を温める人,料理を出す人,レジ,という役割分担を決めました。

 料理は,当日の3,4時間目に作りました。「失敗できない!」という緊張感の中,給食ギリギリになってしまったチームでは,「僕たちは食べるの早いから,先に帰っていいよ。」と残って五平餅や蒸しパンの出来上がりを見守ってくれていました。


 そして,いよいよ本番。全員が,自分が出来ることをとてもよく考えて働くことが出来ました。

 

 

 

 保護者の皆様からの温かいメッセージをいただきました。メッセージを読んだ後,一人一人がじっくり考えて「ふりかえり」を書いていましたので,一部を紹介します。

・料理を作るのが大変なのがわかった。
・みんなで料理を出すのを協力できた。
・人が来ると緊張するんだと思った。
・レシートを書くのが楽しかった。
・おつりの計算をがんばった。
・お客さんが食べ終わった後の片づけを学んだ。
・みんなで「ようこそふね組レストランへ」と言ったのが楽しかった。

 ここからまた一歩一歩,みんなで考えながら,ふね組みんなで成長していきたいと思います。

2021年12月03日