快晴の山登り大会

常石小学校の伝統行事 山登り大会は、毎年2月に行われます。
雨天で、残念ながら開催できなかった今年の山登り大会。
3月に入り、規模を縮小した形で開催しました。

心配していた雨雲は、常石から去っていき、晴れて気持ちの良い陽ざしのなか走ることができました。
まずは歩いて学校を出発し、眺洋山山頂の入り口を目指します。

 

 

 

運動委員会を中心に準備体操を念入りに行いました。
眺洋山山頂入り口から、学年ごとにスタートします

 

道のりは約1キロ。
スタートしてすぐ、険しい坂道が子どもたちを待ち受けています。
これまでのかけ足練習で頑張ってきた自分を信じて、かけ上がります。
半分を過ぎると、美しい瀬戸内海の景色が広がりますが、山登り大会の本当の厳しさはここからです。
ラストスパートは“地獄坂”と呼ばれる、とても急な坂道です。

 

 

保護者のみなさんの応援の声を励みに全員が最後まで、がんばりぬくことができました。
ゴールしたあとの、山頂からの眺めは最高でした。
「疲れたけど楽しかった!」「がんばった後に見た海がすごくきれいだった。」
「歩かないという目標は達成できなかったけど、最後まであきらめなかったよ。」
そんな振り返りの声がありました。

そして、6年生は小学校生活最後の行事となりました。
今年度は様々な行事を中止、変更せざるを得ない状況の中でも、前向きに考え、動いてきた6年生。
出発前に数人の6年生から「みんなでゴールを切りたいね。」という話が出ました。
最後の記念写真で、全員でゴールを切りました。
卒業まであと数日。小学校生活の最後もみんなで手を取り合ってゴールしてほしいです。


子どもたちが安全に山道を走れるよう、地域の方が山の落ち葉の清掃などを行ってくださり、
多くの方のご協力で開催することができました。
ありがとうございました。

 

2021年03月04日