ピアノとバイオリンの演奏会

先日、芸術鑑賞が開かれました。
バイオリンの上里はな子さん、ピアノの松本和将さんをお迎えし、貴重なプロの演奏を聴くことができました。
ウェルカムボードは、子どもたちが手作りしました。

はじめに、児童会より挨拶をしました。
「普段バイオリンやピアノの演奏を聴く機会があまりないので、楽しみにしていました。」

演奏会はクラシックの名曲から6曲披露していただきました。
クライスラー『愛の喜び』『アレグロ』
ベートーヴェン『エリーゼのために』
ショパン『革命のエチュード』
ベートーヴェン『バイオリンとピアノのためのソナタ』
モンティ『チャルダッシュ』

松本さんは「同じクライスラーが作った曲でも、曲の感じが全然違うでしょう?」と話してくださり、曲の印象の違いに気づく子どももいました。
「ピアノのいいところは、一人でなんでも弾けることです。一人で音楽を楽しめるところが素敵だと思います。」と松本さん。
子どもの質問にも答えてくださり、お二人とも子どものころからずっと音楽とともに生きてこられたことが分かりました。

最後の曲では、上里さんが子どもたちの近くまで近づいてバイオリンを弾いてくださり、
目の前で見て感じて響く音色に、うっとりしていました。

「ぼくのちかくにきてくれて、うれしかったです。」
「エリーゼのためにが、一番よかったです。恋人へ送った曲なのに、どうしてこんなに暗い曲なんだろうなと思いました。」
「革命のエチュードがかっこよかったです。戦争に行く途中で、船に乗っているんじゃないかなと想像しました。」
「クライスラーをおぼえました。」
「はじめて目の前でバイオリンを見ました。どきどきしました。」
「愛の喜びは、明るくてパーティーをしているみたいでした。」
「松本さんがピアノを弾いているときの笑顔や集中している顔が印象に残っています。」
「ピアノの鍵盤を見ないで、指使いも速くてびっくりしました。」
「ぼくはまだ、ピアノが下手だけど、うまくなりたいと思いました。」

 

演奏会後子どもたちは、たくさんの感想を持ったようです。

 

2021年07月06日