自分たちで決める

先日、児童会会長選挙を行いました。


今回立候補したのは2人の5年生。
どちらの立候補者も、よりよい常石小学校にしたいと考え、声を上げてくれました。

「低学年と高学年が一緒に学ぶ学校」をスローガンに掲げた立候補者は、週に1回、低学年と高学年が一緒に勉強する時間を作ることを提案しました。
例えば、1年生と4年生がブロックアワーでともに学ぶ時間を作り、互いに教え合うことで、学年を超えた交流ができる学校を目指します。

もう一人の立候補者は「みんなが明るく楽しくすごせる学校」をスローガンに掲げました。
そのために、スマイルボックスを設置することを提案しました。
明るくていいなと思った人がいたら、そのボックスを通して素敵なところを発表し合い、笑顔あふれる学校にしたいと訴えました。
二人の候補者は、全校児童に自分の言葉でしっかりと伝えることができました。

選挙とは、自分の考えを表すことだと思います。
低学年も高学年も、自分でしっかり考えて投票しました。
一人ひとりの考えが現れる選挙とあって、どの児童も真剣に考えている様子でした。
ある6年生は「ぼくはもう卒業しちゃってこの学校にはいないけど、
常石小学校をもっといい学校にしてくれそうだと思った人に入れたよ。」
と話していました。
1年生の児童は、「なんだか緊張しちゃったよ。でも、自分でちゃんと考えて決めたよ。」と話し
初めての選挙に達成感を感じた様子でした。

どちらの立候補者も、たくさんの支持を集めました。
きっと、これからの常石小学校をもっともっと素敵な学校にするために奮闘してくれることと思います。


 

2021年02月25日