だいすき!紙芝居

ここ数日、低学年の子どもたちの中で話題になっていることがあります。

「休憩時間にのびっこの教室に行くと、紙芝居ひろばをやっているみたいだよ。」


子どもたちは紙芝居が大好き。
紙芝居を始めると、クラスの垣根を越えてみんなが集まり、夢中になって聞いています。


先生自身、読み聞かせには、思い出があります。
ずっと昔、先生が小学1年生のときのことです。
大好きだった当時の担任の先生は、毎日、本の読み聞かせをしてくれました。
そのおかげで、文学や芸術が大好きになりました。
そのため、先生自身、読み聞かせを大切な教育活動ととらえています。

心を落ち着かせて、物語の世界に没頭する紙芝居は、子どもにとって、大変効果的とされています。
本よりも大きい絵も、子どもの興味を引くようです。
読んだ後に「どんなお話だった?」「どう思った?」と感想を尋ねると、さまざまな答えが返ってきてとても面白いです。
日本の昔話、海外の童話、恐竜などの生き物や季節のもの、道徳的な物語など、なるべく幅広い分野から選んでいます。


先週は紙芝居を4作品、本を2作品、時間を見つけて読み聞かせをしました。
「アリババと40人の盗賊」を読んでいると、一人の子が「それってディズニーのアラジンのことなのかな?」と言いました。
「いや、アラビアンナイトだよ」「ひらけ、ゴマだ!」「ジーニーは出てくるかな?」と会話が弾みました。
「じゃあ、アラビアンナイトを持ってくるね。」
今日の紙芝居は、約束どおりアラビアンナイトのお話のひとつ、「アラジンとまほうのランプ」です。
主人公の名前は、アラジン。
魔法のランプとお姫様も出てきました。

 

これからも本に触れる時間を大事にして、みんなと一緒に楽しい紙芝居タイムを過ごせたらいいなと思っています。

2020年07月14日