東日本大震災を考える

3月11日の朝のサークルで、東日本大震災の話題になりました。
今朝テレビのニュースで見たという子、前日に自習ノートを使って調べてきた子、聞いたことがあるけどどんなことがあったのか知らない子、さまざまです。

 


朝のサークルで話しているうちに、「自分たちで調べてみよう」と動き始めました。
いくつかのグループに分かれて、本やタブレットや毎日小学生新聞を使って調べることにしました。

ホワイトボードに考えたことを書き出していきます。
「10年前はスマホがなかったのかもしれない。」
「安心していたから逃げない人がいたのかな。」
「地震が来たときの練習をしていなかったのかもしれない。」
「昼間だったのにどうしてたくさんの人が亡くなったんだろう。」
「雨がふっていたのかな。」
「今日は暖かいけど、寒かったのかな。」

 

 


考えたことを、サークルで集まって話し合いました。
もしも自分だったらどうするか、防災に備えるにはどうすればよいかなど、子どもたちなりの答えを出そうと一生懸命でした。
他のクラスでは、震災に関する絵本を読んだり、道徳の時間を使って震災について考えていました。
中には、その日被災地に近い東京にいた職員もおり、経験して感じたことを話したりしました。

そして、14時46分には、東日本大震災で亡くなった多くの方々を思い、黙とうを捧げました。

2021年03月18日