ハムスターがやってきた

高学年のワールドオリエンテーションで、動物会社を設立したグループは、6月に入ってから、モルモットを迎えるべく毎時間、奮闘していました。


先生や知り合いにモルモットがいないか問い合わせたり、保育所や動物保護団体にも注目して調べました。
予算や飼育方法など、さまざまな問題に直面していましたが、モルモットではなく、ハムスターを迎えることに決めました。
そして、先日、すべてのクラスを回って募金の協力を呼びかけました。
通信を作って配り、お昼の放送でもみんなに協力をお願いするなど行動しました。

集まった募金額は、なんと9482円!
動物会社の呼びかけにたくさんの子どもたちが、賛同してくれたようです。
募金のお礼に「ハムスターに30秒さわれるチケット」をもらった子どもたちは、とてもうれしそうです。募金というよりも、クラウドファンディングに近いですね。


そして、ついに可愛いハムスターが常石小学校にやって来ました!

 

名前は、きなこ。元気な女の子のハムスターです。

 

目を離すとケージから脱走したりと、お世話が大変な様子ですが、常石の元気な子どもたちと気が合うかもしれません。
最初の1週間はそっとしておいて、新しい環境に慣れてもらうそうです。

 

自分たちで考えて行動し、念願の動物を迎えるところまで実現しました。
高学年のワールドオリエンテーションのテーマは「考えて、つくる」です。
やっとスタート地点に立った動物会社。

ここから一体どんなものを創り出していくのか、今後の活動を楽しみにしています。

2020年07月09日