１．学校教育目標

「豊かな心をもち　共に高まり合う　子どもの育成」

２．めざす子ども像

「よりよい自分をめざして『みんなで伸びる　自分も伸びる』」

３．研究主題

「ともに学び合い，考える力を育てる算数科授業づくり」
～自分の考えをもち，友達とかかわりながら学び合う活動を通して～

４．研究仮説

算数科の学習の中で，自分の考えをもち，友達とかかわりながら学び合う活動を工夫すれば，
自分の考えを広げたり深めたりすることができ，子どもたちの考える力を育てることができるであろう。

５．研究の視点

①自分の考えを分かりやすく説明，表現する方法や支援の在り方

②考えを深める話し合い活動の在り方

③考えをつなぎ，学び合いを深める授業展開の在り方

６．実践内容

①自分の考えを分かりやすく説明，表現する方法や支援の在り方

・既習事項を活用できるよう掲示物を工夫する。
・図，式，言葉を用いて自分の考えを説明し，思考過程が分かる（考えた足跡を残す）ノート指導を行う。
・伝え合うことば，既習事項，算数用語を使って発表できるように意識づける。

②考えを深める話し合い活動の在り方

・話し合いの形態を工夫する。（ペア，グループ，一斉）
・友達の考えと自分の考えを比べたり，友達の考えのよさに気づいたりするような聴き方の指導を行う。
・分かりやすい説明の仕方を指導する。

③考えをつなぎ，学び合いを深める授業展開の在り方

・児童が解いてみたいと思えるような問題提示を工夫する。
・解法の見通しを共有する。
・児童の実態，問題によって様々な学習形態（個人，ペア，グループ，一斉）を取り入れる。
・話し合い活動の後の発表の取り上げ方を工夫する。
・伝え合うことばを使って発表させ，考えをつないでいく。
・まとめの仕方を工夫する。（全体・グループでまとめる，キーワードを示して個人でまとめる）
・振り返りの仕方を指導する。（新しく発見したこと，友達の考えのよさ）