学校紹介
昔,神辺が「穴の海」と呼ばれ,海が神辺平野の途中まで深く穴のように入り込んでいたと言われる。
道上は,その「穴の海」の一隅に位置している。
江戸時代には参勤交代が通り,石州往還が中央を横断している。
北側は,山に囲まれ,南は平野が広がっている。学校の南には,岡山神社を祭ってある小高い丘がある。
ここは「亀山弥生式遺跡」と呼ばれ,昭和32年(1957年)の発掘調査の結果、
古代人の住居跡であったことがわかった。
また,弥生時代前期の土器や弥生時代中期の櫛目模様土器が数多く発堀され,
昭和40年(1965年)には,環濠や土塁が同時に発堀された。
かつては,静かな農村地帯であったが,昭和40年(1965年)には,
日本鋼管福山製鉄所が福山市に建設され,それに伴って,
学区内を南北に国道182号線が,さらに平成4年(1992年)には東西に国道486号線が開通した。
それらの国道沿いには商店や飲食店等が立ち並び,山沿いの高台には住宅が建てられ,
田畑がわずかに残されるだけで,校区の様相が一変した。