生活五訓:あいさつ・時間・服装・美化・姿勢

学校長挨拶Principal


学校長挨拶


 本校の学校教育目標は「夢を志にチャレンジ」です。誰もが夢や志をもち,それに向かって挑戦することを目標にしています。

 現代は将来の予測が困難な時代であり,その特徴である,変動性,不確実性,複雑性,曖昧性の頭文字をとって「VUCA(ブーカ)」の時代と言われています。 変化の激しい時代を生きる力,21世紀型“スキル&倫理観”として,学び続ける力や他者と協働して問題解決する力,Grit(グリット)と言われる「やり抜く力・粘る力」が子どもたちに必要です。

 また,今の子どもたちやこれから誕生する子どもたちが,成人して社会で活躍する頃には,我が国は厳しい挑戦の時代を迎えていると予想されています。子どもたちが質の高い学びを実現し,学習内容を深く理解し,資質・能力を身に付け,生涯にわたって能動的に学び続けることが求められています。

 そこで,本校では教育活動で三つの感覚を大切にし,育てていくことを考えています。一人の個性を大切にし,自己存在感(個性の感覚)を与えていきます。仲間づくりを通して,共感的な人間関係(絆の感覚)を育成していきます。そして,あらゆる場面で自分で決めて行動し,成功体験を重ねることで,自己効力感(有能性の感覚)を育て,健全な自尊心を高めていくことをめざしていきます。しかし,自分で決めたことがすべてうまくいくものではありません。失敗をすることも貴重な体験です。失敗体験を活かすことが成功体験に繋がるものと考えています。

 加えて,本年度は「自ら,共に,『鍛える』『支える』」ことを子どもたちも教職員も意識し,日々の授業を中心とした全教育活動に取り組んでまいります。

 これからも,小中一貫教育を推進するとともに,保護者の皆様,地域の皆様と連携をさせていただき,生徒たちを育てていきたいと考えております。また,「培遠中に来てよかった」「培遠中で学んでよかった」「培遠中に通わせてよかった」そう思える,思われる,感動的で思い出の多い,中学校生活にしたいとも願っております。皆様のご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。


2023年(令和5年)4月

福山市立培遠中学校 
校長 三宅幸二



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