ウン知育~ヤクルト出前授業~

低学年では,2学期から新たなテーマでワールドオリエンテーションを始めています。
テーマは,「KIDUKU」。私たちの身の回りには,目には見えないけれど,小さな生物『菌』がいます。
この『菌』の,様々な働きについて考えていきます。
9月14日(木),ヤクルトの方に来ていただき,出前授業を行いました。授業の名前は「ウン知育教室」


 

 

はじめに,「ウンチはどうやって作られ,体から出ているのか」について,体のモデルを使って説明がありました。体の中にある小腸を伸ばしてみると…6mもの長さが!
子どもたちは,自分の体の中にそんなに長いものがあるとは信じられない様子でした。

 

次は,『カチコロくん』『ゲーリーくん』『スルットくん』という3種類のウンチについて。
それを聞いた子どもたちからは
「『カチコロくん』しか出たことがない」
「今日の朝も『スルットくん』が出たよ」などの声が。
体の中には,よい菌と悪い菌がいて,お肉ばかり食べていると悪い菌が増える。
野菜を食べているとよい菌が味方をし,悪い菌をやっつけることができ,
毎日『スルットくん』を出すことができることを知りました。
また,実際によい菌と悪い菌が戦っている動画も見ました。菌同士が戦っている場面では,
「悪い菌は○○先生がしてたやつだ。」
「いい菌はゼンダマンだね!」と,2学期始めに先生たちで行った劇と重ねながら見ていました。

 

 

最後に,「発酵食品」という,よい菌を使った食べ物があることを聞きました。
「知ってる,チーズとかでしょ?」
「じゃあ,みそ汁も食べたらいいの?」
「そうだね、みそ汁もいいよ。」
 食べ物だけでなく,日頃の運動も大事だということを学び,みんなで腸内体操をして終わりました。

 

 

子どもたちの振り返りには,
「毎日『スルットくん』を出したい」
「お肉ばかり食べないようにしたい」など,菌が自分たちの健康ともつながっていることへの気づきがありました。  
 これからも,「菌」を通して「KIDUKU」に触れていきたいです。


2023年09月25日