春の俳句づくり

 ビッグサークルで春の季語をみんなで出し合った後,春の俳句づくりに出かけました。実際に春を感じながら散歩して,見たこと,聞いたこと,触れたこと,感じたことなどを俳句で表現していきました。


 「東山ふれあい公園の桜がきれい」という情報を聞いて早速出かけました。公園に行く途中に,「あっ,たんぽぽ!」,「先生,ホトケノザがあるよ!春の植物かな?」という声がたくさん聞こえてきました。
東山ふれあい公園に着くと,アスファルトの上にたくさんの桜の花びらが。「わあ,きれい!」と子どもたちの気分も上がります。
 思い思いの場所で春を見つけて,俳句づくりをしました。子どもたちは「桜のピンクと海の青と山の緑がきれい!」,「風が気持ちよいね。」など,実際に見たり感じたりしたことを俳句で表現していました。

 

 

 

帰り道でも「はるのかぜ・・・」,「桜見て・・・」,「きれいだな・・・」と自分が感じたことをよりよい言葉で表現しようとする姿も見られました。「どんな俳句ができたかな。」と担任たちもわくわくしていました。
 週が明けた火曜日,それぞれがつくった俳句を交流し,アドバイスやよいところ,変えてみてはどうかという提案をし合いました。そこでできた作品のいくつかがこちら。

風ふけば 花が舞い散る 桜道

 たんぽぽの わたげがとんで また会おう

 あたたかな インスタ映えの 桜道

 

どの俳句も情景が思い浮かぶものばかりです。わずか十七音ですが,その十七音にどのような言葉を当てはめるか。みんなでアイディアを出し合いながら言葉を練っていきました。子どもたちは短い言葉で表現する難しさと面白さを感じているようでした。

2022年04月15日