3学期の低学年のワールドオリエンテーションのテーマは
『SOUZOU~いい仕事は笑顔につながる~』です。
仕事とは何か?
働くとは?
“いい仕事”とは?
どんな想いで仕事をしているのか?
などプロの方からお話を聞いて学んだり,見学をしたり,また,実際にモノ作り(木工)したりすることを通して仕事への向き合い方を学んでいきます。
先日,学校運営協議会の方から仕事の依頼を受けました。ベンチ・椅子・プランターカバーを作成してほしいというものです。
この依頼を受け,今回のワールドオリエンテーションがスタートしていきました。
それぞれの教室で「いい仕事とは何か?」について話し合い,工具を使う心得を確認したり,実際に工具を使ってみたりしています。
納期に向け,それぞれのモノ作りが始まっていきます。
プロの方からお話を聞くために,尾道の光永建設の方に来ていただきました。
のこぎりや金づちなどの道具の使い方をとても丁寧に教えていただき,数人の子が代表して体験させてもらいました。また,「いい仕事」をするために心掛けていることとして,途中であきらめずに最後までやりきる,整理整頓,感謝の気持ちを忘れないという話もしていただきました。
次の週には,「安心・安全な家具」を創ることをコンセプトにしている府中の土井木工さんに見学に行きました。
土井木工さんでは,あまり釘を使わず,木を削って組み合わせているそうで,組み合わせているとは思えないような技術に感動しました。
光永建設さんの話を聞いた後だったので,工場内にたくさん「整理整頓」と貼ってあり,「気をつけていることが同じだな。」と分かりました。
光永建設さんにも,土井木工さんにも,木についてたくさん教えていただきました。
杉は柔らかくて触り心地が良い,ひのきはしっかりしている,などを学んで,椅子やベンチは座る面は杉,脚はひのきがよい,と子どもたちが考えました。
教えていただいたことをもとに,「いい仕事」ができるようにがんばっていきます。