高学年では,ワールドオリエンテーションで「常石TV」を行っています。
「よりよく伝えるということ~自分たちの そして,観る人の心に変化を~」をテーマとして,映像制作に挑戦しています。
【食・土地(災害)・歴史・生き物・常石ともに学園・海・行事】の7チームに分かれ,子どもたちの目線から地域をとらえ,発信していきます。


チームごとに決まったテーマに沿って,「どのようなことを伝えるとよいのだろう。」とみんなでアイディア出しをしていきました。苦労しながらも様々な視点でとらえようとしていました。
アイディア出しの次は調査・取材の下調べとアポ取り。

誰に,いつ,どのような内容を聞くのか,どこに取材をしに行けばよいのかなど,考えることはもりだくさん。下調べと対話をしながら少しずつ台本ができあがってきました。
台本がまとまってきたところで,今度はアポ取り。電話やメールを使って自分たちで行いました。アポ取りの原稿を何度も何度も考え直したり,チームの中で練習をしたりしていました。


アポ取りを終えると,撮影スタート!
カメラマンや音声担当,インタビュアーなどチームごとに細かく打ち合わせをした上で取材・撮影を行いました。実際に現地へ行ってみると,取材・撮影の練習していた通りにはいかず…。現地で話し合いながらうまく調整していました。




取材・撮影を終えたチームは自然と台本の再検討に入っていました。「自分たちが下調べしたものよりもっと深い情報が見つかったけれど,台本のどこに入れようか。」,「ニュース風に伝えた方がよいと思っていたけれど,取材した内容を入れるならロケのようにした方がよいと思う。」など,取材・撮影しながらも映像の完成をイメージしながらしっかり考えている子どもたち。編集作業に入ったチームもありますが,その最中にも互いのアイディアを出しながら「よりよく伝える」ことを目指して取り組んでいます。
毎週,金曜日はリフレクションの時間。高学年全員でサークルになって,一人一人の学びをみんなに伝えていく大切な時間です。聞いている子も真剣です。同じテーマで,同じ物事をやっていても感じ方や考え方はそれぞれ違っています。それぞれの学びを共有しています。

1月は編集作業を行います。2月上旬完成予定です。完成が楽しみです!