「現代の中国画と日本画」展のオープニング挨拶
7月5日 ふくやま美術館
本市には,中国との貿易や業務提携を行なう企業も多く,また中国からの留学生や研修生も増えております。 こうした中で,北京市教育委員会から教育交流のご提案をいただき,私は,昨年10月,北京市を訪問して覚書を交わしました。
今年は,日中平和友好条約締結30周年を来年に控え,8月8日からは北京オリンピックが開催されます。これに先立ち,福山市から北京市へのオリンピック祝賀メッセージとして,本展覧会を開催することといたしました。
本日は,ふくやま美術館・中野館長の東京芸大での研修生であった北京市・清華大学の張教授にもお越しいただいております。
本展覧会の展示作品は,3つのセクションから構成いたしました。
1つ目は,清華大学・張教授の監修による中国の10大学の美術教授・副教授14人及び清華大学美術学院学生4人の中国画31点。
2つ目は,中国国内でも評価の高い本市の中川美術館・中国画コレクションから10点。
3つ目は,本年4月に北京市の美術館で個展を開催して大きな話題となった平山郁夫先生,東京芸術大学副学長の田淵俊夫先生,広島市立・尾道・倉敷芸術科学の各大学の日本画教室の先生と大学院生の作品36点,合わせて77点であります。
本展覧会の開催にあたりましては,中国・清華大学を始めとする多くの関係機関・団体・企業・個人の協賛をいただきました。深く感謝申し上げます。
本市では,今年4月,日本で10番目,広島県初の中国語教育のための孔子学院が福山大学を母体に開学いたしております。7月19日には,孔子学院と連携した孔子学堂も銀河学院中高等学校を母体に開学の運びとなっております。
また,秋には,北京との中高校生・教職員の相互訪問も実施してまいりたいと考えております。
本展覧会が,こうした本市と北京市を始めとする中国との教育・文化交流を一層促進し,さらに日中友好の輪を広げていく契機となりますことを強く期待し,主催者としての開会のご挨拶といたします。
「現代の国画展」実行委員会委員長 福山市長 羽田 皓 (代読 教育長)