5月24日 於:みやび
この度,退任されました皆様には,本市の公民館活動に多大のご貢献をいただき誠に有難うございました。
一小学校区に一公民館という全国的にも進んだ体制を生かして,社会教育・地域活動の拠点としての役割を担って,地域教育力の回復と協働の町づくりの推進にご尽力くださり,感謝申しあげます。今後とも健康に留意されて,大所高所からのご鞭撻をお願い申し上げます。新たに館長にご就任いただきました皆様は気心の知れた先輩方も多く,たいへん心丈夫に思っております。どうぞ宜しくお願いいたします。
今月の12日の福山市議会の冒頭挨拶で,羽田市長は「少子化・人口減少時代の今日,都市間競争に打ち勝ち,備後の中核都市としての拠点性と求心力を備えた町づくりを進めて,ふるさと福山を胸張って誇ることの出来る町として,次ぎの世代に引き継いでいきたい」と話されました。
教育行政を預かる私としては,ばらの町福山が,ばらと同じように教育を大切にし,誇りに出来る「ばらと教育の町」を目指していきたいと思っております。
本日は,少し時間をいただいて,本市の公立学校教育の現状と課題について,報告をさせてください。
昨年,43年ぶりに行なわれた全国学力調査の本市の結果は,ほぼ全国平均となっておりました。具体的には2教科4種目で小学校は,全国平均を5.0ポイント上回り,反対に中学校は4.0ポイント下回っておりました。公立中学校の課題が大きいことが分かります。
また,今年4月22日に行なわれた2回目の学力調査結果の公表は9月の予定ですが,その内容を心配いたしております。
なぜなら,7〜8年前と比べれば大きく減少したとはいえ,徳育の指標となる児童生徒の暴力行為の発生率は,なお全国の1.4倍,体力テスト結果も全国平均を上回る項目率が,一昨年度の5.3%から昨年度は12.7%と改善傾向にはありますが,依然として低レベルであります。
徳育や体力が十分でないのに,知育だけが伸びていくことは期待出来ないことです。知徳体のバランスある教育を行なうことが改めて大切であると考えています。
今年4月からは,福山東警察署に2名のスクールサポーターが配置され,特に中学校の生徒指導の応援体制をとっていただいました。
また,この一学期中に行われる全国体力・運動能力調査に福山市立全小中学校が参加します。
こうした取り組みを踏まえていただいて,子ども達の健やかな成長のために,公民館活動を始めとする地域社会の取り組みをお願いできれば幸いであります。
終わりに,公民館長会の益々のご発展と皆様のご健勝を祈念してご挨拶といたします。
2008年度 福山市公民館長会 歓送迎会での教育長挨拶