FMふくやま番組「教育長に聞く」(2008年5月6日放送分)収録原稿から

 

 来年度(平成21年度)から学習指導要領が変わります。

 改訂のポイントを教えてください。 

 

 主なものを3点にまとめてお話させていただきます。

 1点目は,一昨年12月に改正された教育基本法で教育の目標として新たに規定された,「公共の精神」・「生命や自然の尊重」・「環境の保全」・「伝統と文化の尊重」などの精神や態度を培うための教育内容が多く盛り込まれたことです。

 2点目は,「しっかり教え,じっくり考えさせ,はっきり表現させる」力を育てるために必要な授業時間数と指導内容が増やされたことです。

 3点目は,豊かな心と健やかな体を育てるための道徳教育の重視と体育活動や食育の充実が図られる内容となったことです。

 

 

 具体的な改善内容は,文部科学省からの冊子をみるとわかりやすくかいて

いるようですね。教育長から,英語教育について,どうなるか教えてくださ

い。

 

 小学校5・6年に週1時間の英語活動が新たに取り入れられます。中学校では,週3時間の英語科授業が4時間に増えて,習得すべき単語数も900から1200に増やされます。

 

 

 もう一点,授業時間数が増えます。これからについて,簡単にご説明くだ

さい。

 

 小学校1・2年生で1週間あたりの授業時間が2時間,小学校3年生から中学校3年生までの全学年は,1週当たり1時間が増えることになります。

 

 

 その他,新しくなる指導要領に関して,教育長から一言あればお願いしま

す。

 

 今日の子ども達の学力の低下,活用学力の不足,規範意識の弱さなどの実態を改善していく方向性を明確に示す内容となっており,あとは,我々がどこまで具体化して子供たちを指導できるかが問われることだと思っております。