7月25日の文化財保護審議会での教育長挨拶
先ほど,福山市文化財保護条例第13条に基づき,皆さんの代表の方に,審議会委員の委嘱状を交付させいただきました。
文化財保護審議会の役割は,教育委員会の諮問に応じて,文化財の保護及び活用に関する重要事項について調査審議し,建議いただくこととなっております。
審議会委員の任期は2年で,身分は,非常勤の特別地方公務員であります。従って,憲法15条が規定する「全体の奉仕者」としての立場が求められますので,審議会委員としての職務専念義務・法令の遵守・信用失墜行為の禁止及び守秘義務が課せられることに留意をいただきますようこの機会に改めてお願をいたしておきます。
ご案内のように,今日,市民の文化や文化財に対する関心は高まっており,本市におきましても,二子塚古墳・鞆町の町並み保存・福山城史跡の整備そして駅前広場整備に伴う福山城の舟入状遺構問題など,文化財保護行政に課せられた役割は,大きいものがあります。
とりわけ,駅前広場整備事業に関わっては,これまで文化財保護審議会の提言・文化庁の指導・市民団体からの要望など様々なご意見をいただいてきましたが,地下送迎場のレイアウトを工夫することで,舟入状遺構を大きく現状保存・活用する計画を取りまとめて,去る17日に,市議会へ報告し,保護審議会の部会へもご説明申し上げたところです。
その前段で,文化庁へもご説明をして,「この計画とそれにいたった努力については評価する」とのご意見をいただいておるところです。保護審議会の皆様のこれまでのご尽力に対して,この場をお借りしてお礼を申し上げます。
本日は,新たな審議会委員の構成となりましたので,この後,正副会長・部会長などの選任をお願いいたします。
終わりに,本市の文化財保護行政が,諸課題に対して,有効・適切に対応出来るよう,委員の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ,教育委員会としてのご挨拶といたします。