運動会の準備、着々と。

10月2日の運動会に向けて、準備が着々と進んでいます。


当日、多くの競技に出場するほか、競技の準備や招集で大忙しの6年生。
当日は、来てくださった方に自分たちの考えた競技への思いを伝える時間を取ることができそうもない状況です。
それでも、自分たちの思いを伝える場を設けたいと考え、6年生が録音した音声を、競技と競技の合間に流すことにしました。
来てくださった方に、競技のルールを分かりやすく伝えるにはどうすればよいか、文章を考え、練習しました。
収録の時は、みんなとても緊張していました。
「来てくださった方が目の前の運動場にいると思って。」
「落ち着いて読んでみて。」そう声かけしながら収録しました。
さすが6年生。とても上手でした。
当日は、競技の合間の放送にも、ぜひ耳を傾けていただければと思います。

 

 

また、全体のリハーサルも進んでいます。
開会式は、これまでの運動会とは一味違った入場になる予定です。

開会式でチームの得点を発表する担当は、低学年。
休憩時間を使って、毎日練習をしています。
得点のシステムを説明する文章を、分担して覚え、みんなに伝わるように話す練習をしています。
得点を説明する用紙も自分たちで書いて用意しました。

 

 

 

 

ある低学年の子どもは、転勤した前のクラスの先生にこんな招待状を書いていました。
「常石小学校の運動会は、ともにつくる運動会です。みんなで考えて、じつげんさせることです。ぼくはれんしゅうをがんばっています。先生、きてください。」
他にも、「6年生の団長と、副団長はすごいんよ。まとめる力がすごいんよ。」と話していました。
6年生を中心とした高学年チームのがんばりは、低学年に、確実に伝わっているように感じます。

 

6年生は、リハーサルの後、毎回振り返りをしています。
自分の振り返り、リーダーとしての振り返り。さまざまです。

 

 

春から準備を進めてきた子どもたちの変化を目の当たりにして、私たち教員も、準備を進めています。
振りかえりに出ていた改善点を元に、競技出場選手の一覧や、競技順が一目でわかる表を作成しました。
私たちも共同体の一員です。
子どもたちの作る運動会を全力でバックアップしていきます。

 

2年ぶりの常石小学校の運動会まで残り一週間。
今週は毎朝のように、運動場にラインを引いたり、整地をしていました。
送迎の車を、端のほうに止めていただくなど、ご協力いただきありがとうございました。

当日は、子どもたちが元気に活動する姿をご覧いただければと思います。

2021年09月24日