春から高学年が中心となって，運動会の準備を進めています。
今までの運動会とも違う，他の小学校とも違う，常石ともに学園の子どもたちで作る運動会。
自分たちで競技を考え，企画・準備・実行することを通して，みんなで作り上げていく経験を深めてほしいと願っています。
低学年は，図工の時間を利用して，競技の得点に使用するメダルを作りました。
プラバンに，デザインを写し，マジックで色を塗り，トースターでメダルにしました。
１年生にとっては，マジックを使うこと，線からはみ出さないように塗ることも一苦労です。
「こうやったらうまくぬれるよ」
「去年はこのメダルを学校のみんなにプレゼントしたよ」
「じゃあきれいにやらないといけんね！」
そんな声をかけあっていました。
１枚１枚，心を込めて作り，全部で100個以上できました。
また，朝の時間を使って，競技のリハーサルも行いました。
３競技のリハーサルが行われ，実際にやってみてどうか，まわりから見た時にどうか，進行に問題はないかなど，さまざまな視点から考えました。
競技リハーサルで子どもが書いていたメモ。
「ボールを投げた時，遠くに飛ぶボールもあれば，飛ばないボールもある」
ある競技では，ボールを手作りしたため，飛距離があるものとそうでないものがあり，ボールによって差があるということが分かりました。
その後，各クラスで競技の振り返りを行い，Googleドライブ上で共有しました。
こうした経験を通して，子どもたちは課題を見出す力をつけていっているように感じます。
それを改善するにはどうすればいいのか，時間をかけて子どもたちと考え，
よりよい運動会になるよう力を合わせて作り上げていきたいと思います。
