常石の町へ探検!

 3年生が社会で地図の学習をしています。実際に常石の町の地図を作りました。
 クラスごとに北・西・東の方角で行き先を決めて,常石の町に何があるのか探検に行きました。常石以外の子どもが多くいるため,常石の町についてはあまり知らないという子たちもいました。町探検に行く前に3年生が,1・2年生にどのルートを歩いて行くのか,自分達が作った地図を使いながら説明していました。どのルートを通ったら,目的の場所へ行けるのか話し合い,子どもたちが考えたルートで行くことになりました。 
 クラスごとに分かれ,3年生が先頭に立って引っ張っていきました。道の途中に咲いている花についての興味やこの建物は何をするところなのかといった疑問が出ていました。気になったものや建物は,カメラで写真に撮って記録していました。学校の外にもたくさんの学びがあり初めて知ったこと・気づいたことがあったと思います。


 

 町探検を終えると,どんなものを見つけてきたかカードに書いて振り返りをしました。カードを読んでみると,「そのようなことを考えていたのか。」と大人が気づかなかったものに目を向けていた子もいました。例えば,店に貼ってある〒のマークはどういう意味なのか,八幡神社は何で八幡神社という名前なんだろう,何でこの場所に建物があるんだろうといった気づきがありました。
 2回目・3回目と方角を変えて,町探検へ行きました。方角を変えると,役割の違う建物が色々と見つかります。何か物を作る工場があったり,病気になった人を治す病院があったりと自分たちの町には色んな建物があるのだということに意識が向くようになりました。
 今後も町探検へ行きますが,次は人とのつながりを視点に考えます。子どもたちがどんなことを発見するのか楽しみです。振り返りで気づいた振り返りや疑問をもとに地域の人に取材したり,また同じ場所を訪れたりして自分たちの町について深く知ることができたらと思っています。

 

 

2022年06月27日