くわいの紹介

 くわいは,実から立派な芽が伸びるその形から,「食べると芽が出る」目(芽)でたい縁起物としておせち料理や祝いの席で親しまれています。
 くわいは,中国が原産地で,福山には1901年(明治34年)頃から福山城のお堀で栽培されるようになりました。その後,川口,新涯,曙あたりでたくさん作られるようになりました。
 くわいは,たくさんの水が必要で,気温が高く,粘土質の水田を好み,栽培に適していたのです。
 1995年(平成7年)には,広島県は埼玉県を抜いて生産量日本一になりました。現在では,全国の約半分を福山市内で生産し,日本各地へ出荷しています。
 新涯小学校では,地域の方に教えて頂き,くわいの植え付けから収穫,そして,くわいの料理づくりまで,5年生が総合的な学習の時間に学習しています。