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学校の様子
 学校行事「終業式 校長先生の話」
 (全校)
 【7月30日】

この写真の人,みんな知っていますか。

 「柔道の選手!」「ウルフ・・・」

そうです!よく知っているね。

ウルフ アロン選手です。

柔道100kg級の選手で,
昨日のオリンピックでは金メダルでした。


柔道は,6才のとき東京の”春日”柔道クラブで始めたそうです。

同じ”春日”ですね。


この選手の金メダルをとった後のインタビューでは,次のようなことを言われていました。

「練習をたくさんやってきたので,自分を信じてやってきました。」
「最高です。」
「家族,これまで応援してくれた全ての人に感謝を伝えたいと思います。」


自分を信じてがんばることが結果につながったことだけでなく,自分ががんばれたのは,支えてくれた人たちのおかげ,と言えるウルフ選手って素晴らしいなあと思います。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



“メダルラッシュ”と言われている中で行われた昨日の水泳の混合400mメドレーリレー。
この種目は,男女2人ずつの4人のリレーでタイムを競います。


この写真を見てください。

レースが終わった後の写真ですが,
みんなの表情はどうですか?


 「わらっている。」
 「笑顔!」


そうです。笑顔なんです。

予戦で8位以内になれば決勝に進めます。
しかし,おしくも全体の9位で,決勝に進めませんでした。

 ・・・・

しかし,みんな“笑顔”。



終わった後の4人のインタビューに,このような言葉があり,
“笑顔”の理由が分かりました。


1人目,背泳ぎの小西選手。
 “自分の一番よいタイムで泳げた。”

2人目,平泳ぎの佐藤選手。
 “自分らしい泳ぎができた。”

3人目,バタフライの松元選手。
 “こんなに追いあげることができた。”

4人目,自由形の池江選手。
 “最後までくらいつくことができた。”



4人目の人,池江選手のことですが,

2018年の高校生の時には,世界の中でも,とてもよいタイムを出していました。

2020年のオリンピックにむけてがんばろうと思っていた2019年,とても大きな病気にかかり,闘いは水泳から病気にかわり,まったく水泳ができない状況に追い込まれました。

そして,治療を続ける中で,去年からやっと練習を始めることができ,
体調とも相談しながら,がんばってきた日々。



そして昨日。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



さて,あなたたちの1学期はどうでしたか?

たくさんのがんばったことがあったと思います。
また,よかったこともあったと思います。

しかし,きっと,いろいろと大変なこともあったと思います。
それでもがんばったこと,のりこえたこと,まだ,のりこえている途中の人もいるかもしれません。



あきらめず,少しずつでもがんばり続けること。
そのことは,きっとあなたたちの心と力の成長につながります。

これからもがんばっていってくださいね。