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二足歩行ロボット学習発表会

3月5日(月)

本日、中学3年の選択技術の授業では、「オリジナル二足歩行ロボット学習」についての発表会(プレゼンテーション)を行いました。
先日、各班ごとに、オリジナル二足歩行ロボットが完成しましたが、
今度は設計段階から製作過程までをまとめてプレゼンテーションの準備をしてきました。

本日の発表会には、ゲストティーチャーをはじめとして色々とご協力していただいた福山大学工学部の先生方をはじめ、
はるばる東京から、文部科学省の調査官の先生が来校されご視察されました。また近県より20名近い技術の先生方も来られました。

加えて、新聞各社やNHKテレビ,RCCテレビが取材に来られ、たくさんのカメラに囲まれて
緊張したでしょうが、生徒たちは堂々と発表しました。


授業の様子(プレゼンテーション)
授業の開始、本時のねらいと流れが谷本教諭によって説明 司会 寺岡君の進行で発表会がスタート
高瀬・岡村君 「MOVE D−BOX」の説明に力が入ります 強度の必要な脚部には金属を使用する
恐る恐る歩行でデモンストレーション開始 重心の工夫がバランスに大きく影響します
モーターへの負担を軽減して省エネ対策をしました 旋回のためダブルギアを使用,でも回転数の問題で歩行に難点が
金属の独特の質感を生かしました 先生方も真剣に聞いてくださいました
ボディをつけたら転ぶのでスケルトンにしました 部品の重量を左右対称にすることが難しかった
ロボットを製作してみて人間の歩行ってすごいんだと改めて思いました ロボットに曲線美を持たせました
ペットボトルを活用して軽量化とコストダウンを考えました スライダの位置によって歩幅を調整しました
さっきまで歩いていたのにおかしいぞ? 歩行させてみてはじめて欠点に気付くことも多くありました
最低限の強度は保ちながら最小限の部品で組み立てました
仲間の発表を相互評価しました
東京都・岡山県・広島市・福山市から多くの先生方に参観していただきました
自己評価表に記入してまとめをします インタビューでは一年間の取り組みの苦労を紹介しました


研究協議
生徒一人一人に技術的な素養を身に付けさせる目的で取り組んできました
部科学省の上野調査官からご助言をいただきました 福山大学 中山教授から1年を振り返っての感想をいただきました


生徒用「の完成プレゼンテーション原稿」(一部抜粋)
オリジナル二足歩行ロボットの製作を通して自分なりに学んだこと・印象に残ったことをまとめ発表しました。
最初に考えて作ろうとしていたロボットのイメージは腕や足の関節が自由に動き,よくテレビで放送しているようなロボットでしたが,授業が進むにつれて,それがいかに難しいものなのかがよく分かった。
最初に設計図を作り,部品をひとつひとつ切断してロボットを製作していくことを通じて,計画性をもって行動する力がついた。また,技術に対する知識,自分たちで工夫していくことが大切さを感じ,ロボットが歩かなかった時など友達が助言してくれたのがとても嬉しかった。これからの日常生活において何かするときには,このロボット製作のことを思い出して計画性を持ち行動していきた。
自分で考えて自分でロボットを作るのは大変だった。けれど,途中で自分でロボットを作る楽しみがわかった。
最初にいろいろなロボットを見ていて,はやく自分で作りたいと思った。でも,実際に自分で作るとなると,大変だった。ロボットは,どこか1箇所でもおかしいと,歩かなくてイライラすることもあった。でも,できた時にはとてもうれしかった。また,ほかのものを自分達で考えて作ってみたい。
初めは歩かないと思っていたけど,実際に歩かせたいという強い気持ちがロボットを歩かせたんだと思った。重心が足から出ないようにするのが難しかったけど,時間内に解決できたのでよかった。
ロボットを作ることになって,はじめのときは絶対歩くだろうと考えていたけど,作り始めたときには全てが1からのスタートで『歩く』という目的にたどり着けるか不安だった。でも,歩かせてみたときに1歩づつでも歩いたことがとても心に残った。そして,ロボットがとても細かい部品からできていて,作り上げるのに沢山の労力と時間がかかることを学ぶことができた。人間は,当たり前のように歩いたり走ったりしているけど,ロボットで歩かせるのは大変だった。人間の足の重心は,足の裏の狭い部分におさまっている。ロボットでは,足を大きくしないと,重心がおさまらなかった。ロボットを作成して,人間のすばらしさを感じた。
最初は,ロボットをつくるということは,こんなに難しくないと思っていたけど,いざ作ってみるとロボットの重心を考えたり,足の大きさ,体の大きさや,部品1つ1つの大事さがよくわかった。ロボットは,1つでも組み立てを間違えてしまうと,絶対にうまく作られないということがよくわかった。
実際に動かしてみることが大事だということが分かりました。自分のアイディアがうまくいくとはかぎらないから,いろいろな案を考えておくべきだと感じた。立ったときの喜びを考えながら作るとやる気がでた。
作っている途中は試行錯誤の連続でしたが,途中から自分が書いたはずの設計図すら役に立たなくなっていた。やはり,設計はちゃんと動くことを考えてやらないと厳しい。作業を分担するのもいいけど任せっきりにしてしまったところもあった。お互いの作業の内容はちゃんと話し合っておきたかった。
今の時代は世間のなかにいろんな機械やロボットが出回っていて技術がすごく発展していて,僕たちはふつうに何も思わずその機械を使っているけど,この学習を通してたった歩くだけのロボットをつくることが,こんなに難しかったので,いまの機械を作っている人はすごいなぁと実感した。僕たちが作ったのは,単純なロボットだけど,課題点もたくさんあってその課題点からいろんなことを学ぶことができたので,この学んだことを生かして,この先はもっと複雑なロボットをつくっていきたいと思った。この技術の授業は補習とかもたくさんあって,すごく大変だったけど,ほかの授業よりも学ぶものがたくさんあってやってみてよかった。


新聞記事
朝日新聞 2007.3.6

  中国新聞 2007.3.6

山陽新聞 2007.3.6
 
産経新聞 2007.3.6
 
大陽新聞 2007.3.7

2007/3/9 19:45アップ