壁画の歴史

壁画の作成の歴史

1993年,今まであった体育祭と文化祭を1つにして,隔年ごとに交互におこなっていくことになりました。このときに新しく,「若鶴祭」という名前がつけられました。新しくなった若鶴祭に平和をテーマにした何かをしていこうということになり,いろいろな意見が出されました。その中で,生徒全員でできるものはないだろうか,それも多くの人に見てもらえるようなものが出来ないか,・・・などの意見をもとに大きな絵をみんなで描こうということになりました。
 1993年は,モナリザを白い布に描いて,南屋上から吊しました。しかしこれは,まだ全校での取り組みとはなりませんでした。
 1994年には,アンネフランクをテーマに,空き缶に色をつけ,針金に通して屋上から吊り下げました。これは全校で取り組むことが出来ましたが,空き缶集め,色つけ,最後の空き缶処理とすごい時間と労力がかかりました。それに,空き缶1個は非常に軽いけれど,針金1本あたり100以上もの缶をつなぐので,かなりの重量になり,もし台風が来たりしたときは,安全上心配がありました。
 1995年,ネットに布をつけるというやり方があるらしいという話があり,その方法が検討されました。ネットや布は軽く,一部分しか止めないので,風の影響も少なくいいだろうということになり,実施をしてみました。ネットは,1マスが10cm角の防球ネットを使い,布は服の裏地を使用していました。 服の裏地はなかなか希望の色がそろわないということなどもあり,2001年度より,白いゴミ袋や色つきのビニール袋を使いはじめました。ネットにビニールを止めていくという方法が,安全でつくりやすく,保管にもあまり場所をとらないので,ベストと考えています。
 作品のテーマは,生徒会スローガンをテーマとして7月に全校生徒に図案を描いてもらい,文化委員会で図案を決定しています。夏休みに正確な図案を作成し,何色が何枚いるか数えてビニール袋を準備します。9月の始めに全校生徒でネットにビニールを1枚ずつ付けていきます。完成後,「吊り下げセレモニー」で,南校舎の屋上から壁面に吊り下げ,9月中旬から展示をしています。
 この活動は,毎年,新聞記事にも取り上げられており,芦田川沿いを通過される方々より,「毎年楽しみにしています。」とか「今年はどんな作品ですか。」という言葉をいただくことが多くなり,幸千中学校の特色ある活動になっています。

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